川崎、王者の貫禄示す“対応力” 大分戦先制弾のMF齋藤学が明かした“準備と変化”とは?

川崎フロンターレMF齋藤学【写真:高橋学】
川崎フロンターレMF齋藤学【写真:高橋学】

前半28分の給水タイムを機に修正し、齋藤が先制弾 3-1の勝利をつかむ

 J1川崎フロンターレは27日、リーグ第20節大分トリニータ戦にホームで臨み、4位と5位の“上位対決”で3-1の勝利を収めた。左サイドハーフとしてフル出場したMF齋藤学は均衡を破る先制点を決めたなか、序盤の劣勢をしのぎ、3得点を奪って勝ち切った要因に言及している。

 試合は前半を0-0で終え、後半に大きく動く。後半6分に齋藤が先制点を沈めると、大分も3分後にFWオナイウ阿道が同点弾。しかし、川崎は同16分に日本代表FW小林悠が勝ち越しゴールを決め、同40分にはMF阿部浩之が試合を決定づける3点目を挙げた。

 最終的なスコアでは川崎が危なげない勝利を収めたようにも見えるが、序盤に主導権を握ったのは大分だった。GK高木駿から丁寧につなぎ、前からプレッシングを仕掛けてきた川崎の守備を剥がしていくと、前半5分、8分に左ウイングバックのMF田中達也が立て続けにシュートチャンスを迎え、同25分には再び田中がシュートを放つなど、サイドから効果的な攻撃を仕掛けていた。

 しかし、前半28分に設けられた給水タイムから、試合の様相は変わっていく。それまで前からのプレッシングがハマっていなかった川崎だが、大分の攻撃に落ち着いて対応できるようになり、攻撃でもチャンスが増加。後半にも勢いを持続させ、同6分には齋藤がゴールを奪った。

 齋藤は「大分対策のプレスをすごくしてきたんです。引かずに、前から行こうと」と明かし、試合前から給水タイムでの“変化”までの経緯を語った。

「(19日の)チェルシー戦を終わってからみんなですごく考えてやったんですけど、結果として大分(のパスワーク)が上手かった。それでも僕は(トップ下の中村)憲剛さんと『いつプレスを止めるか』『でも、やろう』『行けるところまで行こう』と話していたんです。でも、給水タイムで俺と阿部(浩之)くんのラインを少し下げた。そこからはほぼやられなくなりました」

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