バルサと神戸が連携合意 バルトメウ会長、“人材交流”に意欲「神戸の選手がいつか…」

バルサのバルトメウ会長【写真:Noriko NAGANO】
バルサのバルトメウ会長【写真:Noriko NAGANO】

クラブ間の人材交流、アカデミー選手の相互派遣など、計4部門で連携して関係を強化

 ヴィッセル神戸は27日、クラブの三木谷浩史会長と、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長とともに記者会見に臨み、両クラブ間で1年間提携していくことに合意したと発表した。両クラブが掲げた4部門の連携で、クラブとしての関係強化を進めていくことになる。

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「このたびは、私たちにとって歴史的な提携をすることができました」

 27日に行われた神戸対バルサ戦に合わせて来日したバルトメウ会長は、三木谷会長と出席した会見でこのように語った。これまで三木谷氏が会長を務める楽天株式会社とメインスポンサー契約を結んでいたバルサだが、「楽天グループのヴィッセル神戸のどちらかというとスポーツ面における提携、連係を発表できることになりました」と三木谷会長が語るように、サッカーにおける関係性強化を図っていくことを明言した。

 神戸とバルサが連携する要素は、以下の4つになる。
(1)クラブ間の人材交流
(2)各クラブのアカデミー選手の相互派遣
(3)スカウティングノウハウの共有、相互アクセス
(4)クラブのブランディングを向上するための相互パートナーシップ

 特に(1)に関しては、27日に昨季までバルサに所属したベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンの加入発表も行われており、バルトメウ会長はこのようにも話している。

「神戸の選手がバルサに、バルサの選手が神戸に来たりするなどの人材交流も行われるでしょうし、神戸の選手がいつかまたバルセロナでプレーすることがあるかもしれないです」

 現在神戸はJ1で15位。入れ替え戦圏内の16位・松本山雅と勝ち点差3と、苦戦を強いられている。この状況に風穴を開け、さらなるビッグネーム加入が進む提携となるのか。注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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