マルセロ、レアルにネイマール獲得を“要望” 「バルサでの過去は問題になるものじゃない」
過熱する同胞の移籍について言及 「マドリードはなんでもしなきゃいけない」
レアル・マドリードはベルギー代表MFエデン・アザール、日本代表MF久保建英などの選手獲得もあって注目度がさらにアップしている。その中で長年主力を務めるブラジル代表DFマルセロが、代表での盟友であるFWネイマール(パリ・サンジェルマン/PSG)がレアルの一員になることは“大歓迎”だと語ったようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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この10年にわたって不動の左サイドバックとして活躍し続けてきたマルセロ。31歳となった今もレアルに欠かせないピースの1人だが、加入したアザールについて「エデンはトッププレーヤーだね。高いクオリティーを持ち、なおかつネイマールのように、世界でトップ5に入るものなんじゃないかな」とネイマールを引き合いにして称えている。するとネイマールについても、こう話したという。
「ネイマールは予想外のことをする選手なんだ。守備側としては予測するんだけど、彼は他の違うアイデアについて考えている。守り切ることは不可能なんだ」
このようにブラジルのエースの凄みを語っている。現在ネイマールは、PSGとの不和によって退団を希望していると伝えられているが、それを受けてか、このように話している。
「もしレアル・マドリードにネイマールが所属するんだったら、それは何よりも喜ばしいことになるよね。マドリードは世界で最高の選手と契約するためなら、なんでもしなきゃいけない。それはバルセロナでの過去については、問題になるものじゃないんだ」
バルサとレアルの間では“禁断の移籍”と言われるほどハードルが高いが、元ブラジル代表FWロナウドのように、別クラブに移ったうえでの移籍ならば大丈夫だろうとマルセロは見ているようだ。セレソンでも見せるようなコンビネーションが“白い巨人”でも発揮できれば――世界最高峰の左サイドバックは、クラブの積極補強に期待しているのは間違いない。
(FOOTBALL ZONE編集部)