マンUが態度保留のデ・ヘアに辟易? “GK史上最高年俸”の24億円超提示も合意できず
週給約4700万円のオファーで契約延長か、退団かの二択に…
マンチェスター・ユナイテッドは、守護神のスペイン代表GKダビド・デ・ヘアに対しGK史上最高給となる週給35万ポンド(約4700万円)のオファーを提示した。しかし、デ・ヘア側は態度を保留しており、煮え切らない同選手にしびれを切らしているようだ。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
デ・ヘアとユナイテッドの契約は2020年6月末までとなっている。今夏に契約延長が合意できなかった場合、来夏にはフリートランスファーで移籍する可能性がある。
昨季は相次ぐミスで批判の対象となっていたデ・ヘア。しかし、パリ・サンジェルマンやレアル・マドリードなどビッグクラブからの関心も絶えない同選手との契約延長は、ユナイテッドにとって今市場での最重要事項となっており、手厚い待遇を用意して慰留に動いた。だが、いまだ合意に達していない。
ユナイテッドのエド・ウッドワードCEOは先ごろ、GKとしては史上最高額となる週給35万ポンド、年俸換算で24億円超の好条件でオファーを提示。ただ、デ・ヘアにしびれを切らすウッドワードCEOは金額を増やす意向はなく、同選手はこのオファーを受けるか、または退団するかの二択を迫られているようだ。
クラブの情報筋によれば、「フラストレーションが溜まっている。交渉はかなり前から行われているからね。(話が)二歩先に進んだと思ったら、また二歩後退するように感じた時もあった。私たちは結論を出したい」と話している。
先日、ユナイテッドは若きエースストライカーのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードとの契約を延長したばかり。攻撃の核となる将来有望株に続き、守備の要とも合意をまとめることはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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