今夏の欧州移籍市場、早くも2700億円を突破! 最高153億円、7月に大型移籍が連発
MFフェリックス、MFロドリらのビッグディール成立で移籍市場が活性化
7月に入り、欧州の移籍市場の動きが活発になってきた。ポルトガル代表MFジョアン・フェリックス(ベンフィカ→アトレチコ・マドリード)やスペイン代表MFロドリ(アトレチコ・マドリード→マンチェスター・シティ)などのビッグディールが成立し、移籍市場全体ではすでに20億ポンド(約2710億円)が動いているという。英サッカー情報サイト「Squawka」が報じている。
同サイトのツイッターは「今季の移籍市場での高額移籍」を紹介。ここまでは覇権奪回を狙うレアル・マドリードやアトレチコ・マドリードが積極的な動きを見せており、市場の動きを盛り上げている。ここまでの最高額移籍は“クリスティアーノ・ロナウドの後継者”と目されるフェリックスの1億1300万ポンド(約153億円)。今季ポルトガルリーグで15得点をマークした19歳はベンフィカからアトレチコへ渡り、移籍金のクラブ最高額を更新した。
チェルシーからレアルへと移籍したベルギー代表MFエデン・アザールが8850万ポンド(約120億円)で2番手。さらにアトレチコからバイエルン・ミュンヘンへと移籍したフランス代表DFリュカ・エルナンデスが6800万ポンド(約92億円)で続いている。
それ以下にもバルセロナがアヤックスから引き抜いたオランダ代表MFフレンキー・デヨンク(6530万ポンド/約86億円)、アトレチコからマンチェスター・シティから移籍したMFロドリ(6260万ポンド/約85億円)など、7月上旬にして大型移籍が連発している。
これだけの動きがあるなかで、移籍市場全体ではすでに20億ポンド(約2710億円)が動いているという。サッカー界の移籍金は年々インフレ傾向にある。パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールやマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバなど大物の移籍の噂も絶えないだけに、さらなる大型移籍の成立にも期待が懸かる。
(FOOTBALL ZONE編集部)