日本代表GKシュミット・ダニエル、シント=トロイデン移籍で合意 「苦渋の決断でした」

ベガルタ仙台GKシュミット・ダニエル【写真:Getty Images】
ベガルタ仙台GKシュミット・ダニエル【写真:Getty Images】

仙台GKシュミットの移籍が基本合意 メディカルチェック後に移籍成立の予定

 ベルギー1部シント=トロイデンは1日、ベガルタ仙台の日本代表GKシュミット・ダニエルの完全移籍が基本合意に達したことを発表した。7月13日のJ1第19節鹿島アントラーズ戦後に渡欧し、メディカルチェック後に移籍の運びとなるという。

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 シュミットは中央大時代から川崎フロンターレの特別指定選手に登録されるなど将来を嘱望され、卒業に伴い2014年に仙台に加入。ロアッソ熊本、松本山雅FCへの期限付き移籍を経て成長を遂げ、松本在籍時の2016年10月には日本代表候補GK合宿のメンバーに選出された。2017年には仙台に戻り、日本代表に選出。2018年11月の国際親善試合ベネズエラ戦でA代表デビューを飾っている。

 シュミットは仙台の公式サイトで、「副キャプテンという立場でありながら、シーズン途中での移籍となってしまったことは、チームやサポーターのみなさまに対して本当に申し訳なく思っています」と謝罪とともに移籍を報告。「自分のサッカー人生を熟考し、今回のタイミングが年齢的に欧州のクラブからオファーをいただける最後の機会になるかもしれないと思い、より成長するためにチャンスをつかみ、挑戦することとしました。苦渋の決断でした」と明かしている。

 最後には「幼少期から憧れであったベガルタ仙台の選手として、ユアテックスタジアム仙台でプレーできた喜びは格別でした。クラブの一員として、残りの試合で勝利に貢献できるよう思いを込めて全力で戦います」と決意を語ったシュミット。2019-20シーズンからは異国ベルギーでの戦いに身を投じることとなる。


(FOOTBALL ZONE編集部)



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