柏FW、アフリカ杯で衝撃バイシクル弾! 勝利導く2ゴールに称賛集まる「怪物級」

強烈なバイシクル弾を叩き込んだFWオルンガ(左)【写真:AP】
強烈なバイシクル弾を叩き込んだFWオルンガ(左)【写真:AP】

グループリーグ第2戦タンザニア戦、“ゴラッソ”2発で3-2勝利に貢献

 J2柏レイソルのケニア代表FWマイケル・オルンガは今季、11試合出場6得点を記録し、第19節終了時点でチーム得点王の活躍を見せてきた。現在はケニア代表の一員としてエジプトで開催されているアフリカ・ネーションズカップ(アフリカ杯)に出場しているが、グループリーグ第2節タンザニア戦(3-2)での衝撃的な2ゴールが反響を呼んでいる。

 ケニア代表は第1節でアルジェリアに0-2で敗れ、背水の陣でタンザニア戦に臨んだ。前半6分に先制される苦しい展開のなか、同39分にオルンガが魅せる。

 右サイドからのFKがゴール前に入ると、GKとDFに当たったボールがオルンガの目の前に。ゴールに背を向けた状態から迷わずバイシクルキックを繰り出すと、強烈な一撃がゴールネットに突き刺さった。

 さらに互いに1点ずつを奪って2-2で迎えた後半35分、再びオルンガに見せ場がやってくる。ペナルティーエリアすぐ外でボールを受け、ワントラップから左足を一閃。地を這うようなミドルシュートがニアサイドを破り、値千金の決勝ゴールとなった。

 母国に勝利をもたらすオルンガの活躍を、欧州メディアも称賛している。英サッカー専門メディア「Squawka」公式ツイッターはタンザニア戦でのデータを紹介。「タッチ数:40、シュート数:5、空中戦勝利:5、枠内シュート数:4、クリア:3、チャンス創出:2、ゴール:2」と列挙し、「勝者」と称している。

 この投稿にファンも反応。返信欄には「怪物級の数字」「ルカクより上」「ケニアの誇りであり、宝物だ」と絶賛のコメントが並んだ。柏での戦いを一旦離脱してアフリカ・ネーションズカップに身を投じているオルンガだが、遠くエジプトの地で眩い輝きを放っている。

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