ウルグアイ戦の日本守備陣を名指しで称賛 ポルトガル人記者が高評価「上手く抑えた」

ウルグアイに2失点を喫したもの、流れのなかでの得点は許さなかった【写真:AP】
ウルグアイに2失点を喫したもの、流れのなかでの得点は許さなかった【写真:AP】

現地取材のポルトガル紙記者が賛辞 「日本は攻撃陣も良かったけど、守備陣も良かった」

 森保一監督率いる日本代表は、現地時間20日のコパ・アメリカ(南米選手権)グループリーグ第2戦でウルグアイと2-2で引き分けた。ポルトガル人記者は日本の攻撃陣を称えた一方、世界有数のアタッカー陣に粘り強く対応した守備陣も高く評価。「スアレスとカバーニの2トップを上手く抑え込んでいた」「川島も最年長らしいプレー」と称えている。

 17日のチリ戦(0-4)に続き、日本は4-2-3-1システムを採用。前半25分、右サイドハーフで代表初先発のMF三好康児(横浜F・マリノス)が鋭いドリブル突破から先制ゴールを奪う。しかし同29分、DF植田直通(セルクル・ブルージュ)がFWエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)を蹴ったとして、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入によりPK判定で同点弾を決められた。

 1-1で迎えた後半14分、DF杉岡大暉(湘南ベルマーレ)のクロスをGKフェルナンド・ムスレラ(ガラタサライ)が弾き、三好がこぼれ球を詰めて再びリード。だが同21分、ウルグアイの左CKからDFホセ・ヒメネス(アトレチコ・マドリード)にヘディングで同点弾を献上し、2-2ドローに終わった。FIFAランク28位の日本にとって同8位のウルグアイは格上にあたり、さらに4失点のチリ戦から守備の修正を施しており、大健闘の一戦と言える。

 ブラジルに在住し、ポルトガル紙「A BOLA」の記者であるジョアン・モレイラ氏は、日本とウルグアイが繰り広げたゲームを現地取材。「日本は攻撃陣も良かったけど、守備陣も良かったと思う」と指摘し、その理由について次のように語る。

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