「来た意味がない」 法政大FW上田綺世、初のA代表で自らに課した“盗むノルマ”

「キャリアの中で一番大きなステップアップにつながる遠征にしたい」

 ブラジルから遠く離れたフランスでは、同じ東京五輪世代で挑んだU-22日本代表がトゥーロン国際大会で初の決勝に駒を進め、現地時間15日に優勝を懸けて王国ブラジルと対戦する。同世代の活躍に刺激は受けつつも、「僕はあまり気にしている余裕はない」と胸中を明かす。

「僕はここ(A代表)で何ができるか、何を持って帰れるかが重要。(トゥーロンに)行きたかった気持ちもあるけど、A代表に選ばれている数少ないメンバーに入っている以上、こっちに集中しないといけない。自分には最終的に得点を取るという武器があって、その途中段階にヘディング、背後への抜け出し、スピードとかがあるなかで、何が通用して、何が通用しないのか。どうすれば通用させられるのか盗む必要があるし、盗んで帰らないことには来た意味がない。キャリアの中で一番大きなステップアップにつながる遠征にしたいですね」

 “最終的に得点を取る”のは、上田がストライカーとしてのし上がってきた真骨頂。初のA代表でも、自分の武器で真っ向から勝負する。

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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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