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伝説の“異端GK”イギータ、南米選手権へ怪気炎 「コロンビアが優勝逃したら長髪を…」
1980年代から90年代に異彩を放った個性派GK、母国の南米制覇に自信
現地時間14日にブラジルで開幕するコパ・アメリカ(南米選手権)。日本代表が20年ぶりに参加することで日本での注目度も高いが、4年に一度の南米最強国決定戦ということもあり、各国の熱の入り方はとてつもないものだ。優勝候補の1つであるコロンビアでは、かつて異彩を放った“ドリブラーGK”が、「優勝できなければ自慢の長髪を切る」と怪気炎を上げている。
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スペイン紙「マルカ」によると、取材に答えたのは元コロンビア代表GKレネ・イギータ氏だ。1980年代から90年代にかけて、同代表の守護神として君臨したが、注目を集めたのは“スコーピオンキック”で相手のシュートを止めるなど驚異的な反射神経とともに、フィールドプレーヤー顔負けの足もとの技術だった。
バックパスを手で扱えた当時のサッカー界では、GKはシュートストップ以外の能力が求められていないなか、イギータはドリブルでプレッシャーをかけに来た相手FWを抜きに行ったり、セットプレーから代表通算8ゴールをマークするなど異彩を放った。
あまりに自信がありすぎたのか、1990年イタリア・ワールドカップ(W杯)のカメルーン戦ではハーフウェーライン付近でドリブルを仕掛けて奪われ、ゴールを許すというまさかのミスを犯したが、それも現代サッカーにおけるGKのオールラウンダー化を考えれば、偉大な先人とも言える。
歯に衣着せぬ発言も多いイギータ氏。彼はこのように、コパ・アメリカを展望している。
「コロンビアはいいサッカーをしている。我々はカルロス・ケイロス監督の勇敢さによって支えられている。結果が出ることを望んでいるよ。もしコロンビアがチャンピオンとして優勝できないのならば、俺はこの長髪をバッサリ切ってやろうと思う」