なでしこJ、W杯ドロー発進に海外メディア注目 「お粗末なゴールレスドロー」

なでしこジャパンのW杯初戦は、0-0の引き分けに終わった【写真:Getty Images】
なでしこジャパンのW杯初戦は、0-0の引き分けに終わった【写真:Getty Images】

ゴールを奪えず0-0のドロー アルゼンチンに大会初の勝ち点を献上

 なでしこジャパンは現地時間10日に女子ワールドカップ(W杯)の初戦のアルゼンチン戦に臨んだが、0-0の引き分けに終わった。元世界王者の低調なスタートを、海外メディアも「お粗末なゴールレスドロー」などと報じている。

 なでしこジャパンは2011年ドイツ大会でW杯初優勝を飾り、15年のカナダ大会でも準優勝。W杯2大会連続で決勝に駒を進めるなど有力国の1つだが、今大会は不安の残る滑り出しとなった。

 FIFAランキング7位のなでしこに対し、アルゼンチンは37位。同グループのイングランドが3位、スコットランドが20位であることを考えると、この一戦は確実に勝ち点3が欲しいところだった。しかし、圧倒的にボールを保持してチャンスを作りながら、日本がゴールネットを揺らす場面は訪れなかった。

 高倉麻子監督は「相手がゴール前を固めてくるなかで、崩すアイデアや個人の力が足りなかった」などと攻撃面での課題を指摘したが、英公共放送「BBC」も「日本の3大会戦連続決勝への旅はお粗末なゴールレスドローで始まった」と日本の低調さを報じている。

 日本にとってはW杯で初のスコアレスドロー。また、3回目の出場となるアルゼンチンには、大会史上初の勝ち点を献上する結果となった。

 第2戦では、イングランドに1-2で敗れたスコットランドと対戦する日本。決勝トーナメント進出に向けて、立て直すことはできるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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