サウサンプトン吉田は「残すべき選手」と英メディア指摘 「挑戦し続ける姿を見られる」
2年連続で残留争いのサウサンプトンには「選手の入れ替えが必要」と忠告
2018-19シーズンのフィナーレを飾るUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝はリバプールの勝利で終わり、欧州サッカーシーンの興味は移籍市場へと移りつつある。そのなかに今は多くの日本人選手も含まれているが、英メディア「90min」は日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンの移籍動向に注目。吉田は「残すべき選手」だと評価している。
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吉田は昨年10月に行われた第8節チェルシー戦(0-3)で今季初出場。第12節ワトフォード戦からレギュラーを勝ち取り、アジアカップ参加のための離脱を挟みつつも、コンスタントに出場機会を得た。今季は最終的にリーグ戦17試合に出場し、チームのプレミアリーグ残留に貢献している。
イングランドで着実にキャリアを積み重ねる吉田だが、サウサンプトンは2シーズン続けて残留争いに巻き込まれており、「90min」は「ラルフ・ハーゼンヒュットル監督はプレミアリーグで浮上するための適切なチーム作りに腐心するはずだ」と指摘。「順位を上げたいのであれば、選手の入れ替えが必要。現在のスカッドには強さと奥行きが足りていない」として、今夏の移籍市場での動きを予測している。
そのなかでイングランド代表MFジェームズ・ウォード=プラウズやU-21イングランド代表GKアンガス・ガン、“プレミア最速弾”で話題をさらったアイルランド代表FWシェーン・ロングとともに、「残すべき」と評されているのが吉田だ。記事では次のように言及している。
「今夏の移籍市場で、サウサンプトンはセンターバックの補強を優先的に考えているようだ。しかし、吉田はチームに長く貢献してきた選手であり、来季もスタメンを確保するために挑戦し続ける彼の姿を見ることができるだろう」
来季は新たな競争が待っていることに触れつつ、吉田のこれまでの実績への信頼も感じさせる。世界トップレベルのプレミアリーグで、激しい競争を生き抜いてきた吉田。その勇姿を来季も楽しみにしたいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)