日本代表FW武藤にも影響? ニューカッスル、487億円でクラブ売却に合意と英紙報道
アラブの大富豪アル・ナヒヤーン氏と交渉 身売りで困窮した状況から抜け出せるか
日本代表FW武藤嘉紀の所属するニューカッスルのオーナーであるマイク・アシュリー氏が、アラブの大富豪ナヒヤーン家の1人、シェイク・ハレド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン氏にクラブを売却することで合意に至ったと英紙「ザ・サン」が報じた。
記事によれば、売却額は3億5000万ポンド(約487億円)。シェイク・ハレド氏はアブダビ王族の1人で、マンチェスター・シティのオーナーであるシェイク・マンスール氏のいとこに当たる人物だ。同氏は昨年、リバプールの買収にも動いたが、失敗していた。
現オーナーのアシュリー氏は2007年からクラブを所有しているが、昨年からクラブの売却を健闘していると再三報じられていた。イングランドトップリーグ優勝4度を誇る古豪のニューカッスルだが、近年は2部降格も味わうなど、苦戦が続く。17年にプレミアに再昇格してからの3シーズンの成績は10位、13位、13位となっている。
選手補強が思うように進まないことで、サポーターからも現オーナーに対して強い反発もあった。また、現指揮官のラファエル・ベニテス監督もさらなる補強の必要性を強く主張している。大富豪への身売りで困窮した状況から抜け出すことができるのか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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