トッテナム、今夏140億の大型補強へ バルサFWら4選手がターゲットと英紙報じる
新スタジアム完成で資金に余裕 最大のミッションはポチェッティーノ監督の慰留か
近年、新スタジアムの完成に注力したことで、移籍市場で選手をあまり獲得できていなかったトットナムだが、ダニエル・レヴィ会長は今夏に向けて1億ポンド(約140億円)の予算を用意。ついに選手獲得に大金を投下する準備ができたようだ。英紙「デイリー・スター」が報じた。
新スタジアムに費用を投じたため、昨夏と今冬の移籍市場に参加することができなかったトットナムだが、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の下、その不利を跳ね除けて今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で決勝進出を果たしている。
そんなトットナムに朗報が届いた。現地時間6月1日に行われるCL決勝リバプール戦の結果にかかわらず、トットナムのフロントは移籍市場で使える資金を用意。またベルギー代表DFトビー・アルデルワイレルトを放出した場合、2500万ポンド(約35億円)の違約金条項が付随しているため、もし彼が移籍した場合はさらなる資金を調達できる予定だという。
今夏の移籍市場を分析した英紙「デイリー・スター」の報告によると、予算は7500万ポンド(約105億円)から1億ポンドほど。選手獲得の方向性としては、トットナムらしい選手、新たなプレーメーカーや適切なバックアップができるストライカー、そしてポチェッティーノ監督との新しい契約が必要だとしている。
移籍関連ではアルデルワイレルトに続き、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン、ケニア代表MFビクター・ワニャマ、そしてポチェッティーノ監督がクラブを離れる可能性が高く、一方でレスターのベルギー代表MFユーリ・ティーレマンス、アストン・ビラのMFジャック・グリーリッシュ、フルハムのFWライアン・セセニョン、バルセロナのブラジル代表FWマルコムの4人が獲得ターゲットとされている。
同紙は「チームはフレッシュさを必要としているが、それには何よりもポチェッティーノ監督が実験を握ることが必要」と伝えているが、来季のトットナムはどんなチームを作り上げるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)