浦和が“正念場の2連戦”へ、大幅なターンオーバー! 37歳の阿部勇樹が今季初先発

今季公式戦で初先発となる浦和レッズのMF阿部勇樹【写真:Getty Images】
今季公式戦で初先発となる浦和レッズのMF阿部勇樹【写真:Getty Images】

ACL北京国安戦を見据えてスタメンを大幅入れ替え 槙野、興梠らを温存

 浦和レッズのオズワルド・オリヴェイラ監督は、17日のJ1第12節ホームの湘南ベルマーレ戦で大幅なターンオーバーを敢行した。

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 浦和は現在、リーグ戦で2連敗中と苦しい状況にあるが、さらにこの試合から中3日でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ最終節の北京国安(中国)戦を控える。そうした状況もあり主力を大幅に温存。DFマウリシオ、DF槙野智章、DF森脇良太、MF青木拓矢、MFエヴェルトン、MF山中亮輔、FW興梠慎三、FW武藤雄樹といったメンバーがベンチからも外れた。

 そうしたなかで、37歳のベテランMF阿部勇樹が今季公式戦で初先発となり、サイドにはMF宇賀神友弥とMF荻原拓也を起用。アンカーには第3節の松本山雅FC戦以来のスタメンとなるMF柴戸海が入るとみられる。また、2トップはFWマルティノス、FWアンドリュー・ナバウトという、これまで途中出場がメインだった外国人アタッカーが並んだ。

 また、ベンチには昨年9月1日のセレッソ大阪戦で全治8カ月の重傷を負ったFWファブリシオが復帰。他にもDF茂木力也、明大卒のルーキーDF岩武克弥、MF山田直輝といった、ここまで公式戦で出場やベンチ入りのなかったメンバーが入っている。

 現在の浦和はリーグ11試合を終えて勝ち点17と、優勝を狙うと考えればかなり厳しい状況にある。一方で、ACLの北京国安戦も勝利もしくは0-0の引き分けが必要なだけに、この2試合は正念場と言える。指揮官のターンオーバー策は、チームに新たな勢いをもたらすことができるだろうか。

 浦和のメンバーは以下の通り。

▼先発メンバー

GK
西川周作
DF
岩波拓也
阿部勇樹
鈴木大輔
MF
宇賀神友弥
長澤和輝
柴戸海
柏木陽介
荻原拓也
FW
マルティノス
アンドリュー・ナバウト

▼サブメンバー

GK
福島春樹
DF
茂木力也
岩武克弥
MF
山田直輝
FW
ファブリシオ
杉本健勇
汰木康也

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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