「自分が現役のうちに…」 福岡主将MF鈴木、“地元愛”の結晶として掲げる理想の姿

アビスパ福岡のキャプテンを務めるMF鈴木惇【写真:Getty Images】
アビスパ福岡のキャプテンを務めるMF鈴木惇【写真:Getty Images】

首位と勝ち点15差の20位 巻き返しの鍵は“前に人数をかけた攻撃”と“クロスの精度”

 今季ファビオ・ペッキア新監督を迎えたアビスパ福岡は、ポゼッションを主体とした攻撃的なサッカーを目指している。開幕から連勝がなく、13節終了時点で20位(3勝3分7敗)と苦しむなか、キャプテンのMF鈴木惇は「上に行くためには今まで通りではダメ」と決意を滲ませる。

 昨季まで4年間指揮を執った井原正巳監督は、相手の良さを消す守備重視の堅守速攻スタイルだったが、ペッキア監督は点を取るためにボールを奪う守備をベースに、アグレッシブなポゼッションサッカーを標榜している。ここまでボール支配率はリーグ3位の53.6%を記録している一方、総得点はリーグ15位タイの「11」。複数ゴールはわずか3回(いずれも2得点)と、まだ真価を発揮できていない。

 そのなかで、11日のJ2リーグ第13節東京ヴェルディ戦(2-3)は今季最高のボール支配率62.8%(InStat調べ)。鈴木自身、後半17分に約20メートルの無回転ミドルで今季初ゴールを決めるなど、一定の手応えはあったという。

「ヴェルディ戦は相手もプレッシャー(をかけに)に来ようとして来られない感覚があった。悪くはなかったと思います。個人的にも目に見えた結果(ゴール)が出て、一つ気が楽になりました」

 もっとも、直近3試合は勝利から遠ざかり、今季は連勝もゼロ。J1昇格を目標に掲げるなかで、20位という厳しい現実を突きつけられているのが現状だ。鈴木も「首位(山形)と勝ち点差15離れているのは事実。上にいくためには今まで通りではダメだし、今までよりパワーを使わないといけないという意識を持っています」と語る。

「ヴェルディ戦は、組み立てのところで、僕と城後(寿)さんが後ろを助けながら回しましたが、後ろにあまり人数をかけすぎると、前に入った時に人数が足りなくなってしまう。任せるというか、一回作った後に前でプレーできるようにしたい。ボールを回して点を取ることに関しては、クロスの精度を高めないとチャンスも生まれないと思います」

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