マンUがユーベFWディバラ獲得に123億円用意か 「原則的に合意した」と英紙が指摘
獲得の必須条件は…ルカク、ポグバ、デ・ヘアの3人がチームを去ることか
マンチェスター・ユナイテッドは今夏の移籍市場で大型補強に動くと見られている。そんななか、ターゲットの1人だったユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・デイバラと、「原則的に合意した」と英紙「デイリー・スター」が報じた。移籍金は8600万ポンド(約123億円)になるという。
25歳のディバラは、2015年にパレルモからユベントスへ移籍。加入初年度から19ゴールを挙げるなど、3年連続で二桁得点を挙げ、リーグ優勝に貢献した。だが今季、レアル・マドリードからポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが加入すると出場機会が減少。公式戦10ゴールこそ記録したが、リーグ戦は27試合5得点にとどまり、満足のいくシーズンを過ごせていない。
今夏の移籍市場ではレアルやバルセロナがディバラ獲得に関心を寄せていたが、先日フットボールコンサルタントのイアン・マクガリー氏が大胆な主張をしたことでユナイテッド入りが大きく噂されている。
「ユナイテッドがディバラへの関心を表明したというイタリアの報告があったが、我々の情報源が伝えているところで言うと、実際にはユナイテッドがユベントスからディバラを引き抜くためにかかるであろう8600万ポンド(約123億円)の買収条項を支払うことで原則的に同意したようだ」
もっとも、この話には続きがあり、記事では来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を失ったユナイテッドは、ディバラを獲得するには3選手がチームを去る必要があるしている。それがベルギー代表FWロメロ・ルカク、フランス代表MFポール・ポグバ、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアの3人だ。
チームの中核を担う彼らがチームを離れた場合、中盤や前線の補強が急務になることは間違いない。そのなかでディバラという選択肢は、チームの強化へとつながるだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)