ジダン監督、ベイルら3選手に戦力外通達とスペイン紙報道 ファンの放出賛成率は83%

(左から) セバージョス、ベイル、ジョレンテ【写真:Getty Images】
(左から) セバージョス、ベイル、ジョレンテ【写真:Getty Images】

フランス人指揮官は選手と個人面談を行い、ベイル、セバージョス、ジョレンテは構想外

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が来季に向けた戦力の見極めを開始しており、手始めにウェールズ代表FWギャレス・ベイルら3選手に戦力外であることを通達したという。スペイン紙「マルカ」が報じた。

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 昨季終了後に辞任して一度はレアルを去ったジダン監督だったが、サンティアゴ・ソラーリ前監督の解任を受けて、約9カ月で電撃復帰。2019-20シーズンに向けて、再びジダン監督の下でチーム作りが始まる。

 レアルは今季、国内タイトル無冠に終わり、4連覇が懸かっていたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもベスト16で敗退した。この結果を受けて、今夏には戦力の大刷新が予想されている。補強リストにはチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールやマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバらビッグネームが顔を揃える一方で、放出候補にも実力者の名前がずらりと並ぶ。

 ジダン監督はすでに選手一人ひとりと個人面談を始めており、自身の構想を伝えているようだ。それによると、最初にジダン監督と話したのはベイル、スペイン人MFマルコス・ジョレンテ、スペイン代表MFダニ・セバージョスの3人。そして、いずれも指揮官の来季の構想に入っていないと通告されたという。

 ベイルは2013年からレアルでプレーし、CL優勝4回を経験するなど実績は残した。しかし、怪我の多さが目立ち、コンスタントなプレーができず、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)に代わるエースとしての重責も果たすことはできていない。

 セバージョスは2017年にベティスから引き抜いた若手有望株だったが、ジダン監督の信頼を掴むまではいっていない。カンテラ出身のジョレンテも、タレント揃いの中盤でポジション争いに敗れている。

 「マルカ」電子版の記事では、それぞれ3選手について「来季もキープすべきか?」という「Yes/No」のアンケートが行われているが、ベイルに関してはNoが83%とファンからも厳しい視線を送られている。セバージョスも放出を支持するNoの意見が過半数の63%。生え抜きのジョレンテはYesが61%とファンの意見はくっきりと分かれた。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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