2部降格のフルハム、名将ベンゲルに2度目のオファーも招聘失敗 パーカー監督続投か
今季プレミアリーグに復帰も19位で降格決定 ベンゲル監督にオファーを出すも…
来季のチャンピオンシップ降格が決まっているプレミアリーグ19位のフルハムは、今季当初に招聘へ動いていた前アーセナル監督のアーセン・ベンゲル氏に再びアプローチをかけたが、またしても断られてしまったようだ。英紙「デイリー・メール」が報じている。
昨季、イングランド2部のチャンピオンシップで3位となり、プレーオフの末に5年ぶりのプレミアリーグ昇格を果たしたフルハムは、満を持して再びトップリーグに挑んだ。しかし、成績不振でシーズン途中にクラウディオ・ラニエリ監督を解任。コーチを務めていた元イングランド代表MFスコット・パーカー氏が指揮官を引き継いだが、巻き返せないまま1年での降格(7勝5分25敗/19位)が決まってしまった。
来季に向けてフルハムは、アーセナルで22年間の長期政権を築いたベンゲル氏にターゲットを選定。ラニエリ前監督の就任前にもベンゲル氏にコンタクトを取っており、1年で2度目の説得を試みたようだ。
しかし、英紙「デイリー・メール」によると、フットボールの世界に戻るのか、そしてどこに戻るのかを熟考するベンゲル氏は、今回もフルハムのオファーを拒否したという。
フルハムは新たな監督探しに舵を切ることになるが、現在指揮官を執るパーカー監督の続投も選択肢として残っているようだ。選手たちはパーカー監督を支持しているとされるが、クラブはどんな決断を下すのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1