モウリーニョの計算 解任に備えてインテル、PSG次期監督就任画策か

 今季15位に低迷するチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督のチェルシー退団が現実味を帯びてきたようだ。英地元紙「インディペンデント」が解任危機の指揮官は古巣インテル、フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)の実機監督就任を画策していると報じている。

 24日のウェストハム戦で今季5敗目を喫したモウリーニョ監督は昨季のリーグ制覇からよもやのきりもみ飛行状態と成っている。「クビにするならクビにしろ」と発言しながらも辞任はしないと主張してきたポルトガル人指揮官だが、その立場は完全に危うくなっている。英地元メディアでは次節リバプール戦の結果次第で解任とレポートされるなど、絶体絶命の窮地に立たされている中、水面下では解任時に備えているという。代理人のジョルジュ・メンデス氏の会社はすでにインテルとPSGへの移籍の可能性を模索していると新たにレポートされている。

 モウリーニョ監督は2009-10シーズンに三冠を達成したインテルに対して、今でも愛情を抱いている。常々将来のインテルに復帰の可能性も示唆していたこともあり、チェルシー退団が現実味を帯びたこのタイミングで古巣への帰還準備を進めている模様。

 

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