浦和、“令和”はまさかの黒星発進 ベテランMF青木の衝撃パスミスで決勝ゴール献上
ゴールデンウィークで5万人超が駆け付けたなか、後半アディショナルタイムに衝撃結末
浦和レッズのリーグ戦の連勝は、アディショナルタイムにミスからの失点をしてストップした。3日の“令和最初の試合”となったJ1第10節のジュビロ磐田戦は、後半アディショナルタイムにバックパスのミスを奪い取った磐田FWロドリゲスの決勝ゴールで、磐田が1-0で勝利した。
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浦和は前節からスタメンを継続。一方の磐田は前節負傷交代のFW川又堅碁やFW大久保嘉人が試合の登録メンバーから外れ、FWロドリゲスとMFアダイウトンが前線に並ぶ形を取った。
試合は序盤から両チームとも中盤にスペースが生まれてしまい、攻撃がするすると最終ライン近くまで入っていく展開に。ゴール前に近づく回数が多くなったなかで、浦和はラストパスの合わない場面、磐田は最後のところで浦和の最終ラインを突破できない場面が多く、互いに決定機をつかめそうでつかめないまま前半を0-0で終えた。
後半に入ると先に大きなチャンス迎えたのは浦和だった。後半11分、MFエヴェルトンのスルーパスにFW興梠慎三が抜け出して相手GKカミンスキーと1対1になりかける形を作ったが、磐田DF新里亮がギリギリのところで戻ってクリアに成功し、ゴールを守った。
逆に磐田は後半17分にMF田口泰士の直接フリーキック、同27分にはセットプレーの二次攻撃からMF松本昌也が放ったシュートが浦和ゴールを襲ったが、いずれもGK西川周作がファインセーブでストップ。互いにゴールを奪えない時間が続いた。
浦和はFW汰木康也とMFマルティノス、磐田はFW中山仁斗を投入して決勝ゴールを狙いにかかった。そうしたなかで、決勝ゴールはあまりにも意外な形で生まれた。後半アディショナルタイム3分、自陣左サイドでボールを持った浦和MF青木拓矢が西川へバックパスを送ると、それがそのまま磐田FWロドリゲスの足元へ。そのままロドリゲスがボールを持ちこんで西川との1対1を制してゴールに流し込み、1-0の決勝点。磐田が敵地で貴重な勝ち点3を手に入れた。
(FOOTBALL ZONE編集部)