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「ボールに魔法をかけた」「GKをのけ者に」 MF関根の“コントロールショット”を現地称賛
1点ビハインドの後半アディショナルタイム、GKが一歩も動けない左足シュート
ベルギー1部シント=トロイデンのMF関根貴大が、現地時間28日に行われたプレーオフ2第6節のベールスホット戦で欧州移籍後初ゴールを奪った。チームを敗戦から救う貴重な一撃を、現地メディアも称賛とともに報じている。
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1-2と1点ビハインドで迎えた後半アディショナルタイム、シント=トロイデンは右サイドに進出した日本代表DF冨安健洋が前方の関根にパス。中央にドリブルでカットインし、ペナルティーエリア内の日本代表FW鎌田大地とのワンツーでゴールに迫ると、最後は左足の強烈かつ正確なシュートでゴールネットを揺らした。
貴重な同点ゴールによって敗戦を免れ、シント=トロイデンはプレーオフ2で2位シャルルロワに勝ち点2差の首位をキープした。ベルギー紙「メトロ」は「ホームチームは敗戦が近付いていたが、関根のコントロールショットによって同点に追いついた」とゴールの価値を報じている。
また、ベルギー紙「ガゼット・ヴァン・アントウェルペン」は「アディショナルタイムが始まった瞬間、同点弾が生まれた。関根はGKマイク・ヴァンハメルをのけ者にした」と伝え、「日本人はボールに魔法をかけ、ヴァンハメルに一切のチャンスを与えなかった」と称賛。相手GKが一歩も動けない見事なシュートに賛辞を惜しまなかった。
ここまでプレーオフ無敗を維持するシント=トロイデンは、5月5日の次節で2位シャルルロワとの直接対決を迎える。元日本代表MF森岡亮太を擁するチームとの上位対決は注目の一戦だ。
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