今夏“移籍金ゼロ”のアトレチコDF バルサとドルトムントが争奪戦を展開か
契約満了となるブラジル代表DFフィリペ・ルイス アトレチコ残留が第一希望も…
リーガ・エスパニョーラで2位のアトレチコ・マドリードに所属するブラジル代表DFフィリペ・ルイスは、6月に現行の契約が満了を迎える。移籍金ゼロで他クラブへ移ることが可能になるため、欧州トップレベルのクラブがこの33歳の左サイドバックに関心を示しており、英紙「ザ・サン」はスペインのバルセロナとドイツのドルトムントが動向を追いかけていると報じている。
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ドルトムントがフィリペ・ルイスを狙っているという報道が出た発端は、ドイツ紙「ビルト」だった。その後、スペイン代表DFジョルディ・アルバのバックアッパーを確保したいバルセロナも獲得に乗り出したという。
フィリペ・ルイスは2014-15シーズンにチェルシーに所属するも、思うように試合に出場できない難しい時期を過ごした。当時のジョゼ・モウリーニョ監督は、スペイン代表DFセサル・アスピリクエタを左サイドバックで起用することを好んだからだ。そして結局、1シーズンで古巣アトレチコに戻ることになっている。
再びディエゴ・シメオネ監督の下でプレーすることになったフィリペ・ルイスは、攻守にわたるハードワークで指揮官のサッカーを体現。契約に関しては「僕の最優先はアトレチコとの契約延長だ」と語るも、「でも、オファーに対してはオープンだよ」と、より多くの選択肢から将来を決めることをほのめかしている。
イングランド代表MFジェイドン・サンチョら、主力の放出が囁かれるドルトムントへ行くことになるのか。それとも他の新天地を選ぶのか、その動向が注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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