大ブレークの岡崎の相棒は「出て行かない!」 レスター指揮官が全員残留を強調

今季台風の目に

 日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティが、今季プレミアリーグ最多9ゴールを決めて大ブレークしたイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディを来年1月の移籍市場で放出しない方針を打ち出した。衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 今季リーグ5位と想定外の躍進を遂げているレスターを率いるクラウディオ・ラニエリ監督は「彼がこの調子を継続できると祈っている。彼はゴールに関して素晴らしい選手だ。ゴールを決めるか、決めないかは重要ではない。彼のチームに対するプレーぶりが重要なんだ。我々は彼を売らない。彼はここでとても幸せだ。彼は残留する。1月に誰も出ていかない。リヤド(マフレズ)もジェイミーも誰も出ていかない」と語った。

 移籍金次第で放出する可能性を明言していたラニエリ監督は方向展開した。ヴァーディ、マフレズという今季の活躍で評価を高めているアタッカーだけでなく、岡崎ら全選手が残留すると言い切っている。

 現在リーグ最少の1敗と好調のレスターについて、かつてマンチェスター・ユナイテッドを率いた伝説の名将アレックス・ファーガソン元監督が優勝の可能性ありとも語っている。レスターは全員残留で今季台風の目になるつもりかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング