エクセルシオール戦で前半28分に負傷交代　ユベントスとのCL準々決勝第2戦に不安…

　UEFAチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝まで勝ち残っているオランダの名門アヤックスに暗雲が立ち込めた。現地時間13日のエールディビジ第30節エクセルシオール戦に6-2で勝利したものの、中盤のキーマンであるオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが前半28分で負傷交代した。

　アヤックスはエクセルシオール戦後、ミッドウィークの16日にユベントスとCL準々決勝の第2戦を控える。ホームで1-1の引き分けに終わり、やや不利な状況で迎えるアウェーゲームだけに、万全の状態で臨みたいところだった。

　イタリア衛星放送局「スカイ・スポーツ」は、アヤックスのエリク・テン・ハーグ監督による試合後の記者会見の様子を報じている。

「私はデ・ヨングの負傷について多くを語れない。彼はハムストリングに問題を抱えていたので交代させた。私たちはこれ以上リスクを負いたくなかった。彼の動きが良くないと感じていたが、時間の経過とともに悪化した。だからこそ、私たちはこれ以上危険を冒さないことに決めた。これから数時間、そして数日の様子を見ることになる」

　同日にリーグ戦を戦ったユベントスは完全なターンオーバーを行い、SPALを相手に敗れたものの主力のコンディションはしっかりと整っていることが予想される。ほぼ優勝が決まった状態にあるユベントスと比べると、PSVと熾烈な優勝争いを繰り広げているアヤックスはリーグ戦も勝利が求められた。

　果たして、1995年の欧州王者アヤックスと96年の王者ユベントスによるリターンマッチに、アヤックスの中盤を支えるキーマンは出場できるだろうか。

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