浦和オリヴェイラ監督、4バック採用の条件明言 「中盤4枚が十分な状態と感じたら…」

浦和レッズのオリヴェイラ監督【写真:轡田哲朗】
浦和レッズのオリヴェイラ監督【写真:轡田哲朗】

9日のACL全北現代戦では3バック、システムについて「重要なのは使い分け」と言及

 浦和レッズのオズワルド・オリヴェイラ監督は、12日のトレーニング後に行われた記者会見において、システムの使い分けについて「相手より自分たちと考えている。中盤の4枚が十分な状態だと感じたら4バックにする」という方針を口にした。

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 浦和は伝統的に3バックシステムで戦っている時期が長いクラブだが、オリヴェイラ監督は4バックを操り鹿島アントラーズをリーグ3連覇に導いた実績の持ち主だ。昨季の就任時点で「好みなのは隠さない」と話し、今季の始動日にも「可能性はある」という4バックを導入したのが、3月31日のFC東京戦だった。しかし、その試合を1-1で引き分けると次節は横浜F・マリノスに0-3で完敗。中3日で迎えた9日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)第3節の全北現代戦では3バックに戻していた。

 そのシステムについて問われた指揮官は、使い分けについてこう話している。

「相手より自分たちと考えている。中盤の4枚が十分な状態だと感じたら4バックにする。3バックの方が安定すると感じればそうする。重要なのは使い分け。それに加えて、試合中にも変更できることだ」

 4バックで臨んだ試合では、MF青木拓矢、MF長澤和輝、MFエヴェルトン、MF柏木陽介の4人を起用していた。そこから全北戦では長澤に代えてDF岩波拓也を入れることで3バックにしている。他にも中盤の選手では、MFマルティノスやMF柴戸海が途中出場の回数が多く、ドリブルが持ち味のMF汰木康也が攻撃的なオプション、MF阿部勇樹が守備的なポジションで投入される試合もあった。出場がない選手では、MF山田直輝やMF荻原拓也が控え、FW武藤雄樹もプレー可能な層の厚さはある。

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