レアル15歳中井、鮮烈20mゴラッソが反響拡大 海外期待「トップチームに到達する」
ラス・ロサス戦でフェイントから右足を一閃 現地実況も興奮「ゴラッソが生まれた!」
レアル・マドリードの下部組織カデーテA(U-16)に所属する15歳MF中井卓大が、現地時間6日のラス・ロサス戦(3-0)で約20メートルのミドル弾を叩き込み、話題を呼んでいる。レアル下部組織公式ツイッターが紹介したゴールシーンでは、現地実況が「ゴラッソが生まれた!」と絶叫して伝えている。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
カデーテAは敵地でラス・ロサスと対戦。1-0で迎えた後半7分に、見せ場が訪れる。赤いユニフォームをまとった中井は敵陣中央から左サイドにドリブルすると見せかけて中央へ切り返すと、一つボールを縦に突いて一気にシュート体勢に入る。ペナルティーアーク後方約20メートルの位置から右足を振り抜いた一撃は、伸びるような軌道を描いてそのままゴール左上に突き刺さった。
相手GKが懸命に手を伸ばすも、まったく触れられない完璧なコースへの一撃を、レアル下部組織公式ツイッターが「ゴラッソ」として紹介。フベニールA(U-19)、フベニールB(U-18)、カデーテA(U-16)、カデーテB(U-15)から一つずつファインゴールが選ばれたなか、中井のミドル弾のインパクトは群を抜いている。
動画の現地実況は、スペイン語で「ピピ、振り切って…!ゴーーーーーール!!」と絶叫。「赤きユニフォームでピピのゴラッソが生まれた!」と興奮を持って伝えている。また、投稿のコメント欄には海外ファンから「ピピからゴラッソ。彼はきっとトップチームに到達するだろう」と期待を込めたメッセージも届いており、“レアルのPiPi”は順調にステップを踏んでいる。
page1 page2