セリエDから王者ユベントスへ シンデレラストーリーを実現した19歳のFW

元ユーベDFトリチェッリの再来なるか

 ディ・マッシモは、2年前に7部相当のプロモツィオーネに所属して17ゴールを挙げ、昨シーズンは6部相当のアルバ・アドリアティカで14ゴール。今季は開幕から5ゴールを挙げている。4-3-3システムの左ウイングが定位置で、スピードとドリブルが武器の選手であるという。

 ユベントスには、過去に同じような獲得をした事例がある。1992年、セリエDのカラテーゼに所属し、選手をしながら家具職人をしていたDFモレノ・トリチェッリを獲得。すると、ジョバンニ・トラパットーニ監督、マルチェロ・リッピ監督に重用され、ユベントスの黄金時代を支える存在になった。そして、イタリア代表に招集されるまでになった。

 5部のアマチュアクラブから、国内王者のユベントスへ。そんな驚きのシンデレラストーリーが描かれた19歳は、これからどのような道を歩むのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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