吉田麻也のタックルはPK? 微妙な判定に英国内で物議「あれがPKでないなら…」

サウサンプトンDF吉田麻也【写真:Getty Images】
サウサンプトンDF吉田麻也【写真:Getty Images】

吉田が先発フル出場のサウサンプトン、リバプールに1-3で敗戦

 サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也は現地時間5日、プレミアリーグ第33節のリバプール戦に先発出場。チームは幸先良く先制するも、その後3失点を喫し1-3で敗れた。悔しい逆転負けを喫したなか、吉田がリバプールMFナビ・ケイタのドリブル突破を、ペナルティーエリア内でのスライディングタックルで止め、ノーファウルと判定されたジャッジが議論を呼んでいる。

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 吉田を3バックの中央に配置したサウサンプトンは、残留争いの渦中にあるものの、2連勝中と波に乗り始めていた。その勢いを物語るかのように、今季最少失点のリバプール守備陣の牙城を崩し、前半9分にFWシェーン・ロングが先制点を奪った。

 しかし、同36分にケイタに同点弾を奪われると、流れは一気にリバプールへと傾く。強力な攻撃陣を相手に防戦一方となったサウサンプトンだったが、後半12分のワンプレーが物議を醸している。リバプールFWサディオ・マネとのワンツーでペナルティーエリア内に侵入してきたケイタに対し、吉田がスライディングタックルでピンチを回避した場面だ。

 転倒させられたことでリバプールの選手たちは抗議したものの、主審はノーファウルと判断してプレー続行。だが、このジャッジに対して、英メディアから疑問符が投げかけられている。問題のシーンをスロー映像で振り返ると、ペナルティーエリア内に侵入したケイタは、スライディングタックルを仕掛けてきた吉田よりも先にボールに触っているため、吉田はアフター気味にケイタに足をかける格好となっていた。

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