武藤所属のニューカッスル監督、来季去就は“交渉中”と明言 「私は返答を待っている」
フランス行きを画策と注目も… 噂を否定しニューカッスルとの交渉を明かす
日本代表FW武藤嘉紀の所属するニューカッスルの指揮官であるラファエル・ベニテス監督は、いまだ契約延長交渉が進まず来季の去就が不透明となっている。そんなベニテス監督は、リーグ・アンで指揮するクラブを探しているとの報道に対して否定的な意見を述べつつ、「今、私の将来について話している唯一のクラブはニューカッスルだ」と語り、クラブと交渉していることを明言した。英公共放送「BBC」が報じた。
2015-16シーズン途中に就任したベニテス監督は、プレミアリーグ残留を託されたがチームの降格が決定。しかし、新たに3年契約を結びチームを指揮したベニテス監督は、翌シーズンにフットボールリーグ・チャンピオンシップ(英2部)で優勝を果たし、昇格を果たした。昨年は昇格チームながら10位に押し上げ、多方面からその手腕が高く評価された。
だがベニテス監督は、思うような補強を実現できないクラブに対する不信感が原因となり、契約延長交渉が進んでいないと言われている。そのため契約が切れる今季終了後に向けて、その動向が注目されている。
また、ベニテス監督はリーグ・アンの仕事を探すため、リヨンに拠点を置く代理人と接触したと一部で報じられ、契約満了を持ってニューカッスルを離れる準備に入っていると囁かれていた。だが、ベニテス監督は現在の状況を明確にする発言を残している。
「私の将来について話している唯一のクラブは、ニューカッスルです。そして、私は彼らからの返答を待っている」
ベニテス監督は噂された代理人との接触はデマであることを告げ、現在ニューカッスルと交渉中で返答待ちの状態であることを明言。現所属クラブとの交渉を最優先にしているようで、去就はクラブ次第となるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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