サラーの“50m独走ドリブル弾”をクロップ称賛 「スーパーゴール、スーパーラン」
リバプールがサウサンプトンに3-1勝利 サラーが圧巻の決勝ゴールをマーク
リバプールのユルゲン・クロップ監督が現地時間5日のサウサンプトン戦でエジプト代表FWモハメド・サラーが決めたドリブルでの独走ゴールを「スーパーゴール、スーパーラン」と称賛した。英紙「デイリー・メール」が報じている。
試合はホームのサウサンプトンが前半9分にFWシェーン・ロングのゴールで先制する展開となったが、リバプールも同36分にギニア代表MFナビ・ケイタが決めて同点とした。そして迎えた後半35分には、ロングカウンターからサラーがドリブルで相手陣内まで独走し、ペナルティーエリアに入ったところで左足のシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。
昨季のプレミアリーグ得点王に輝いたサラーは、公式戦9試合ぶりのゴール。今季18得点となり、リーグ通算69試合目の出場で節目の50得点に到達した。
リバプールはさらに1点を追加して3-1で勝利を収めた。クロップ監督は「難しい試合になることは分かっていた」としたうえで、「ゴールはシンプルにワールドクラスだった。モー(サラー)のスーパーゴール、スーパーランだ。ファンタスティックなフィニッシュだったよ」と、決勝ゴールとなったサラーのドリブル弾に賛辞を送った。
久しぶりのゴールで感情が高ぶったのか、ゴール後にユニフォームを脱いだサラーには警告が与えられたが、英地元紙「リバプール・エコー」の選手採点ではチームトップタイの8点が付けられ、「ようやく決まった並外れたもので、試合を変えるゴールだった。セレブレーションで警告を受けたが、誰が彼を責めることができる?」と、文句のつけようがない活躍だったと評価された。
リバプールは1試合消化の少ないマンチェスター・シティを抜いて暫定首位に浮上。優勝争いのデッドヒートは続いている。悲願のプレミアリーグ制覇には、サラーのゴールラッシュが必要だ。