「ファンタスティック4」を形成する快足FW スペインへの移籍願望を告白

韋駄天オーバメヤン ドルトムントでゴール量産中

 スペインの名門バルセロナは、FIFAによる選手獲得禁止措置が解禁される1月の移籍市場で、新戦力の補強が噂されている。これまでに各地のメディアでさまざまな名前が挙がっているが、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンもその1人だ。トレーニング中の30メートル走で、陸上100メートルで金メダルを量産する地上最速の男、ウサイン・ボルトのタイムを超えたとされる韋駄天は、ドイツTV局「ZDF」のインタビューでスペインへの移籍願望を語っている。
「僕は常に、スペインでプレーするという夢を持っている。確かに僕はここ(ドルトムント)で良い時間を過ごしている。でも、サッカーの世界ではさまざまなことがあっという間に変化していくんだ」
 2013-14シーズンにドルトムントにやってきたオーバメヤンは、同シーズンの開幕戦アウクスブルク戦でブンデスリーガ史上6人目となるデビュー戦ハットトリックを飾る衝撃のスタートを切った。今季もバイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの12ゴールに次ぐ10ゴールを挙げて、得点ランキング2位につけている。チームも、首位バイエルンとの直接対決にこそ敗れたものの、2位につけている。その原動力が、オーバメヤンの得点力にあるのは間違いない。
 香川、ドイツ代表MFマルコ・ロイス、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンと並び、「ファンタスティック4」と称される攻撃陣の一角。スペイン移籍を希望する快足FWは、1月の移籍市場で欧州王者バルセロナへと活躍の場を移すのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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