レアルの積極補強に新たな候補 51億円でマンUの24歳DF獲得に乗り出す
コートジボワール代表DFバイリーに照準 ヴァランと大型トレードの可能性も
今シーズンを無冠で終えることが濃厚になったレアル・マドリードは、ジネディーヌ・ジダン監督とともに開幕を迎える来シーズンに向けて、積極的に戦力補強を行うようだ。英紙「ザ・サン」は、レアルがマンチェスター・ユナイテッドに所属するコートジボワール代表DFエリック・バイリーに触手を伸ばしたと伝えている。
レアルは今夏、チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールやユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバの獲得に乗り出しているとされている。だが、補強はそれだけに留まらず、バイリーの獲得にも乗り出すようだ。
負傷もあって出場機会が限られているバイリーは、オレ・グンナー・スールシャール監督の率いるチームでは構想外とされている。レアルは3500万ポンド(約51億円)を準備し、彼の獲得に乗り出すようだ。レアルは彼がビジャレアルに所属していた2016年にも獲得に乗り出したが、この時はユナイテッドとの争いに敗れていた。しかし、ジダン監督は現在もバイリーを評価しており、彼の加入を望んでいるという。
ユナイテッドとの契約が15カ月残っているバイリーは、ジョゼ・モウリーニョ前監督がユナイテッドで最初に獲得した選手として注目されていた。しかし、モウリーニョ体制でも終盤はあまり起用されず、その実力に疑いの目が向けられていた。今季もユナイテッドで公式戦15試合の出場にとどまっているバイリーは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝バルセロナ戦でも出場機会があるかは疑わしい。
ユナイテッドにとって、オファーが届けばまさに好都合。しかし記事ではユナイテッドがレアルのフランス代表DFラファエル・ヴァランの獲得を目指しており、“選手+移籍金”の条件にバイリーを入れる見込みだと伝えている。ヴァランはプレミアリーグへの移籍希望をチームメートに伝えたとされているが、果たしてDF同士の大型トレード実現となるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)