ポグバの今夏退団は「最適なタイミング」? 元英代表MFが見解「残ってほしいが…」
レドナップ氏は今季終了後のレアル移籍を有力視 「CLで敗退すればいいきっかけに」
かつてプレミアリーグのリバプールなどで活躍した元イングランド代表MFジェイミー・レドナップ氏は、英紙「デイリー・メール」の自身のコラムで、マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバの去就について、今夏で退団するだろうとの見解を示した。
ポグバは今月、同胞のジネディーヌ・ジダン監督が復帰したレアル・マドリードを「世界で最も大きなクラブの一つ」「レアル・マドリードこそがすべての選手にとって夢のクラブ」だと明言。また、そのジダン監督もフランスの後輩であるポグバに称賛の言葉を贈り、「彼にいつかここに来たいという願望があり、そして彼がユナイテッドでの経験を終えた時にもここに来たいと思っているのなら、なぜレアルに来てはいけないんだい?」などと、ラブコールを送っていた。
ポグバの去就に関しての様々な憶測が飛び交うなか、レドナップ氏は「彼(ポグバ)はもしかしたら、この夏で退団するのが最適なタイミングだと感じているかもしれない。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で敗退しても、最高の選手がユナイテッドに来るのを阻むことはないだろうが、ポグバにとっては去るいいきっかけになるかもしれない。マドリードは、通常と比べればかなりひどいシーズンだけれども、おそらく来季CL出場は確実だと思う」と現状に対する見解を述べた。
さらに、ほかにもポグバが退団したい理由があっても驚かないとし、「プレミアリーグであれほど意見の割れる選手は他に思いつかない。ダメなプレーをすれば徹底的に攻撃をされるが、いいプレーをするとシンプルに期待どおりとなる」と続けた。
そう予想する一方で、「個人的には彼に残ってほしいがね。彼のプレーを見るのが大好きだし、プレミアリーグにはポグバのような看板スターが必要さ」とも吐露。「もしユナイテッドが彼をキープするならば、クラブの将来の中心にいると思わせなければならない。前にも言ったように彼をキャプテンにすべきだし、現在のアントニオ・バレンシアが去るのであれば、ポグバにアームバンドを与える絶好の機会だ」との見解を示した。
奔放なコメントで世間を賑わせているポグバ。果たして今夏、どのような決断を下すのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)