フットサル女子全国選抜大会MVP選出 “スーパー少女プロジェクト”出身GK梅村南の新たな挑戦

大分県選抜のGK梅村南【写真:河合拓/Futsal X】
大分県選抜のGK梅村南【写真:河合拓/Futsal X】

サッカーの名門・藤枝順心高からなでしこチャレンジリーグを戦うもチーム解散で引退

 日本トリムPresents第11回全国フットサル女子選抜大会が3月15日から17日にかけて、大分県内で開催。兵庫県選抜が2大会連続6回目の優勝を飾ったが、大会MVPに選出されたのは3位に入賞した大分県選抜のGK梅村南だった。

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 優勝した兵庫県選抜の得点源であるFP(フィールドプレーヤー)江口未珂は、「MVPが優勝チーム以外から出ることってあるんですね」と戸惑いつつも、「でも、彼女には本当に止められましたし、すごく難しい試合にされました」と、予選グループ第3節で対戦した大分県選抜における彼女の存在感の大きさを認めた。

 現在、大分県内で唯一の女子フットサルチームであるカティオーラALTYに所属する梅村は、早くからサッカーでも期待された逸材だった。中学生時代には、日本サッカー協会が「なでしこジャパンのGKを発掘・育成するプロジェクト」として立ち上げた“スーパー少女プロジェクト”のトレーニングキャンプメンバーに選出され続けた。

 その後、サッカーの名門校である藤枝順心高に進学し、U-17サッカー日本女子代表候補にも選出された。高校卒業後は大分に戻り、なでしこチャレンジリーグを戦ったHOYOスカラブFCに在籍し、チームの解散とともにサッカーを引退した。

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