初陣ドローのクロップリバプールは早くも野戦病院化 ガラスのエースが急きょ欠場で離脱者9人

試合直前に英代表FWスターリッジが膝痛訴える

 リバプールのユルゲン・クロップ新監督は17日、初陣となるトットナム戦でスコアレスドロー発進となったが、その陰では相次ぐ過酷な試練に直面していた。
 この試合で先発が予想されていたチームのエースストライカー、イングランド代表FWダニエル・スターリッジが膝の負傷で急きょ出場が取りやめになっていた。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。
 長く負傷に悩まされてきたスターリッジは戦列に復帰し、クロップ監督の初陣となる17日のトットナム戦に出場すると見られていた。ベルギー代表FWクリスティアン・ベンテケとイングランド代表FWダニー・イングスが故障離脱する苦境にも、指揮官は試合前に「ダニエルとオリギがいる。それ以上は必要ない」と全幅の信頼を寄せていた。
 しかし、今回のロンドン遠征に帯同していたエースは試合当日の朝になって膝に異常が発覚し、急きょメンバー外となった。負傷の程度や全治等は明らかになっていないが、長期離脱の危険性も浮上している。

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