初陣ドローのクロップリバプールは早くも野戦病院化 ガラスのエースが急きょ欠場で離脱者9人

FWイングスとMFゴメスは今季絶望、救世主がいきなり正念場に

 今季から主将に就任したMFジョーダン・ヘンダーソンを筆頭に、リバプールは相次ぐ負傷者でまさに野戦病院と化している。共にシーズン絶望の重傷を負ったイングランドU-19代表のDFジョー・ゴメスとイングス、大型補強のベンテケとロベルト・フィルミーノ、DFジョン・フラナガンやデヤン・ロブレン、下部組織出身の逸材MFジョーダン・ロッシターらが故障を抱えている。
 故障者続出の中で迎えたトットナム戦はスコアレスドローに終わった。前半は積極的なプレスを掛け、選手たちがボールに食らいつく姿勢が見えるなど、クロップ監督のカラーが早くも垣間見えたが、ここ1年まともに稼働できていないガラスのエース、スターリッジが再離脱。大きな期待とともにイングランド上陸を果たしたクロップ監督だが、チームはけが人だらけという苦境に直面している。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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