「ジダンとレアルは理想的な夫婦」 元レアル監督、“ジダン第二次政権”に太鼓判
アンチェロッティ、復帰時期も最適との見解 「数カ月を静かに過ごせるのは重要」
ACミランやレアル・マドリードで監督を歴任し、現在はナポリを率いるアンチェロッティ監督が、ジネディーヌ・ジダン監督とレアルの関係性を「理想的な夫婦のようだ」と表現した。仏誌「フランス・フットボール」が報じている。
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アンチェロッティ監督はミランとレアルという世界的ビッグクラブを率い、それぞれでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を達成。レアルではアシスタントコーチのジダンとともにクラブ通算10回目のCL優勝という偉業を成し遂げた。そんな名将から見てもジダン監督とレアルの関係性は特別なようだ。仏誌「フランス・フットボール」のインタビューで、次のように語っている。
「ジダンとレアルはまさに理想的な夫婦のようだよ。最高に相性が良い組み合わせだ。だから、今回の指揮もきっと上手くいくだろう。来シーズンはスペインとヨーロッパの両方で、“ジズー(ジダンの愛称)のレアル”が見られるはずだ」
ユベントス時代には監督と選手として、レアルでは監督とコーチとして共闘したジダンが、いかにレアルに最適な人材かを力説。さらに、シーズン終盤での監督復帰についても「良い決断だ」として、その理由を述べた。
「ジダンはマドリードに戻って、何をすべきか分かっている。何も不安要素はないよ。今シーズンが終わるまで、彼はなんの責任も問われない。数カ月を静かに過ごせるのは重要なことだ。この期間を使って、来季に向けての観察や分析、準備に取り掛かることができるからね」
ジダン監督の“第二次政権”成功に太鼓判を押したアンチェロッティ監督。CL3連覇を果たした前回指揮時のように偉大なチームを再び作れるのか、“ジズーのレアル”の今後に期待が懸かる。
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