ギグス監督、同胞ラムジーの移籍後押し 「アーセナルを去るからと言って影響はない」
ウェールズ代表OBで同代表監督がユベントス移籍の内定しているラムジーの成長に期待
アーセナルのウェールズ代表MFアーロン・ラムジーは、来季からイタリア王者ユベントスへの移籍が決定している。ウェールズ代表のライアン・ギグス監督は、英衛星放送「スカイ・スポーツ」の取材に対して「アーロンにとって素晴らしい経験になる」と移籍について語った。
ラムジーは2008-09シーズンにカーディフからアーセナルへ移籍。2度のレンタル移籍はあったものの、アーセナルで11シーズンを過ごしてきた。しかし、今季限りでアーセナルとの契約が満了。契約延長の交渉が破談し、来季からユベントスでプレーすることが決まった。現地メディアでは、ユベントスではポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに次ぐ年俸を受け取るとも報道されている。
マンチェスター・ユナイテッドとウェールズ代表のレジェンドであるギグス監督は、ラムジーのユベントス移籍について、同胞のFWギャレス・ベイルがトットナムからレアル・マドリードに移籍した過去に触れながらコメントしている。
「ベイルが海外へ移籍して成し遂げたことを誰もが目撃しているだろう。アーロンにとって素晴らしい経験になる。彼は、イタリア最大の素晴らしいクラブへ移籍する。ユベントスの持つ数々の設備を見てみてくれ。本当に大規模なクラブだと分かる。彼は現時点でも良いプレーを見せているが、アーセナルを去るからと言って影響はないだろう」
ギグス監督はウェールズ代表を牽引する存在のラムジーにさらなる成長を期待している。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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