ジダン監督再任のレアルは「上手くいった」 先発復帰した“元不遇組”を地元紙が大絶賛
ナバス、マルセロ、イスコ、ベイルらを再評価「印象的なプレーで先発の価値を示した」
ジネディーヌ・ジダン監督が再就任したレアル・マドリードは、現地時間16日に行われたリーガ・エスパニョーラ第28節セルタ戦で2-0の勝利を飾った。第2次ジダン政権の船出で注目されたのは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を果たした中心メンバーのスタメン復帰だった。スペイン紙「マルカ」は彼らを再評価している。
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ジダン監督の復帰第1戦なった試合で先発に返り咲いたのは、コスタリカ代表GKケイラー・ナバス、ブラジル代表DFマルセロ、スペイン代表MFイスコ、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルだった。彼らはサンティアゴ・ソラーリ前監督時代にはベンチもしくはメンバー外になるケースもあり、いわゆる“冷遇状態”にあったと言える。彼らを先発に戻し、その試合で結果を残したことを「マルカ」紙は称えている。
無失点に抑えた守護神ナバスについて、記事では「ジダン監督の中で常にファーストチョイスのGKだった」と言及。前半にセルタのウルグアイ代表FWマキシ・ゴメスのシュートを防いだシーンを含めて、「自らの価値を証明した。彼はクルトワを先発から追いやるかのようにクリーンシートで締めくくり、ホームの観衆から拍手喝采を受けることになった」と評価している。
一方、今季スペイン人DFセルヒオ・レギロンにレギュラーポジションを奪われていたマルセロに対しては、「印象的なプレーで先発の価値を示した。マルセロはジダン監督の指揮に満足している。ピッチ上で楽しめている時、彼は最高の左サイドバックとなる」と分析。ソラーリ監督下で“最も冷遇されていた”1人であるイスコは、「ロス・ブランコスにとって、いかに重要な選手であるかを示した。激動の数カ月を過ごした後に、平穏、自信、信頼がイスコを試合に戻した」と記している。