マルセイユ酒井が挑む“万能DF”への進化 伊代表FWバロテッリとの共闘で得られる経験値

マルセイユのDF酒井宏樹【写真:Getty Images】
マルセイユのDF酒井宏樹【写真:Getty Images】

バロテッリの古巣ニース戦でゴールの起点に… アジア杯から復帰後チームは無敗

 マルセイユの日本代表DF酒井宏樹は、現地時間10日に行われたリーグ・アン第28節ニース戦(1-0)でイタリア代表FWマリオ・バロテッリの決勝ゴールの起点となった。世界的なストライカーと日々の練習から対峙することで、「瞬時のスピードや何を考えているのかという経験」を得られているという。

 マルセイユ3年目を迎えた酒井の定位置は、本来右サイドバック(SB)だ。しかし、ニース戦の後半16分は左サイドを突破すると、アルゼンチン人MFルーカス・オカンポスにマイナスのパス。これをオカンポスがファーポスト付近に上げて、バロテッリの決勝ヘディング弾を引き出した。ゴールシーンの前にも、酒井とオカンポスのワンツーから惜しいシュートチャンスがあり、左サイドを担当することも多くなったなかで、フランス代表FWフロリアン・トバンと右サイドで築いた絶妙なコンビネーションを、左のオカンポスとも構築している。

 右SBが定位置だったはずの酒井だが、「もう僕のポジションはないようなものですから(笑)」と話すように、昨季からディフェンスのマルチプレーヤー化が顕著だ。ニース戦もキックオフは左のセンターバックでスタートし、相手が4バックに戻したのに合わせて4バックの左SBにスイッチ。ミッドフィールダーの位置まで上がって“3枚目のボランチ”的な役割を任された時間帯もあった。

「左CBと左SBを分けるのはもう全然大丈夫。瞬時に判断できる反面、たまにボランチの3枚目に入れ、と言われる。それは戸惑いましたけど、いい経験になりました」

 しかし外から見ている者には、そんな「戸惑い」などまったく感じられないほど、瞬時の戦術変更への対応は実にスムーズだ。

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