森保監督、「13人入れ替え」で図るベースアップ 改善が求められる“攻守の課題”は?

森保一日本代表監督【写真:Getty Images】
森保一日本代表監督【写真:Getty Images】

香川や昌子のロシアW杯組に加え、安西、畠中、鈴木、鎌田と攻守で4人が代表初選出

 日本サッカー協会は14日、3月シリーズ(22日コロンビア戦、26日ボリビア戦)に臨む日本代表メンバー23人を発表。ロシア・ワールドカップ(W杯)に出場したMF香川真司(ベジクタシュ)とDF昌子源(トゥールーズ)が新体制で初めて名を連ね、代表初招集もDF安西幸輝(鹿島アントラーズ)、DF畠中慎之輔(横浜F・マリノス)、FW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)、FW鎌田大地(シント=トロイデン)と4人を数えるなど、アジアカップから計13人が入れ替わった。森保一監督は記者会見で、攻守の課題について言及している。

 昨年9月にスタートした森保ジャパンは、4勝1分と2018年を無敗で終えて、2019年初の活動となるアジアカップに挑んだ。5試合連続で1点差勝利と接戦を制して勝ち上がったが、エースのFW大迫勇也への依存する課題が浮き彫りとなり、決勝で2022年のW杯開催国であるカタールに1-3で敗れて、2011年大会以来となる優勝を逃した。

 3月シリーズでは、FW大迫やDF吉田麻也(サウサンプトン)らの名前はメンバーリストになく、香川や昌子のロシアW杯組に加え、安西、畠中、鈴木、鎌田と攻守で4人が代表初選出となったなか、森保監督は“新メンバー”が入ったことによる「ベースアップ」と「伸ばしたい部分」について考えを明かした。

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