ポチェッティーノ監督はトットナム残留か 「立場は安定」元英代表FWが指摘
レアルとマンUの監督人事が影響 オーウェン氏が公式ツイッターで見解
かつてリバプールをはじめ、マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードでプレーした元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏は、トットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督の“ユナイテッドやレアルを率いる“という夢は終わったと考えているようだ。英紙「エキスプレス」が報じた。
ここ数週間、欧州のフットボール界では大きな動きがあった。まずUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦で、ユナイテッドがパリ・サンジェルマン(PSG)を相手に見事な逆転劇でベスト8進出を決めた。この結果によってオレ・グンナー・スールシャール暫定監督は、来季の新契約を確実なものにしたと報じているメディアも出ている。
またレアルは現地時間11日、今季途中から指揮を執っていたサンティアゴ・ソラーリ監督を解任。昨季まで指揮を執っていたジネディーヌ・ジダン氏の就任を正式に発表した。
この二つの出来事により、大きな反動を受けそうなのがトットナムのポチェッティーノ監督だ。イングランドのレジェンドであるオーウェン氏は、アルゼンチン人指揮官がレアルやユナイテッドに向けて出発することはないだろうと自身の公式ツイッターで見解を示した。
「プレミアリーグのタイトルレースからは脱落してしまったが、スパーズファンにとって歓迎すべきニュースがいくつかある。確かなのはスールシャール監督がユナイテッドの正式な監督に任命されるまで時間の問題ということ。そしてジダン氏がマドリードに戻ったことで、引っ張りだこだった彼らの指揮官の立場は安定したように見えるよ」
クラブを再建した指揮官は、4月にこけら落としを予定する新スタジアムとともに新たな時代を導く存在として、大きな期待を受けている。ユナイテッド、レアルへの監督就任がほぼ立ち消えたなかで、ポチェッティーノ監督はトットナムへの残留の道を選択するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)