リバプールFWサラーがクラブへの献身を約束 「喜んで自分の夢を犠牲にする」
リーグ8試合を残し首位シティを猛追 「この街とクラブの夢はリーグタイトル」
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは、何よりも今季のプレミアリーグ制覇に重きを置いているようだ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
サラーは今季のプレミアリーグで30試合出場17得点を記録し、マンチェスター・シティと激しい優勝争いを繰り広げるチームを牽引。リーグ戦8試合を残して首位のシティに勝ち点差1の2位につけている。リバプールはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも優勝の可能性を残しているが、サラーは「正直に言えば、僕にとって最も価値のある大会はCLだ」と認めつつ、「街とクラブの夢」を優先する覚悟があると語った。
「この街全体とクラブの夢は、リーグタイトルなんだ。そのためなら、僕は喜んで自分の夢(CL)を犠牲にするよ。もちろんどちらも勝ち取れたら素晴らしいことだし、それこそ僕らが目指しているものだけどね」
昨季のCL決勝レアル・マドリード戦では負傷退場を余儀なくされ、チームも1-3で敗れるなど、悔しさを味わったサラー。それでも今は街とクラブのために自らの思いは封印する覚悟を持ち、シティとのマッチレースに臨んでいる。
「プレミアリーグはとてもタフな大会だし、難しい試合が残っている。試合に勝ち続けて、シティの取りこぼしを願うしかないけど、プレッシャーのなかでもメンタル的には充実している。すべてに対して準備ができていると感じているよ」
1990年以来となる悲願のリーグタイトル獲得を目指すリバプール。心身ともに充実するサラーに注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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