ジダン、レアル監督に電撃復帰… 現地紙特集「レアルで二度指揮を執った監督10人」
過去に10人の監督が退任後、再びレアルの指揮を執る
レアル・マドリードは現地時間11日、サンティアゴ・ソラーリ監督を解任し、2017-18シーズン限りでクラブの指揮官を退任していた元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏の電撃復帰を発表した。そこでスペイン紙「AS」は、ジダン氏の前に「レアルで二度指揮を執った監督」を10人紹介。元スペイン代表監督のビセンテ・デル・ボスケ氏や元イングランド代表監督のファビオ・カペッロ氏らが名を連ねた。
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2016年にレアルのトップチーム監督に就任して以降、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を成し遂げるなど、数々のタイトルをチームにもたらしたジダン氏。昨夏にクラブを去ったが、フロレンティーノ・ペレス会長の要請により、わずか10カ月でレアル監督に復帰する。
これまでにもレアルでは、一度指揮を執った監督が再び復帰したケースが10回あり、今回ジダン氏で11度目となる。
古くは選手としても監督としても活躍した元アルゼンチン代表FWアルフレッド・ディ・ステファノもそうだった。1982年に監督に就任後、84年に一度退任したが、90年に復帰した。同クラブでの唯一のタイトルとなったスペイン・スーペルコパを獲得している。
また、スペイン代表監督として10年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)、12年にウクライナとポーランドで開催された欧州選手権(EURO)を制したデル・ボスケ氏も、一度退任した後に復帰した監督の1人だ。最初にチームを率いた時には何もできずチームを去ったが、96年に復帰すると二度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇を含む7つのトロフィーを獲得し、監督として大きな評価を得た。
最近ではカペッロ氏も復帰して結果を残した1人だ。96年シーズンに一度リーガ・エスパニョーラ優勝を成し遂げたものの、フットボールのスタイルを批判されて1年で退任。その後、06年に再び指揮を執り、クラブに4シーズンぶりのリーグ優勝をもたらしている。
このように、これまでに復帰した監督たちは再び結果を残していることが多い。ジダン氏も同じような道を歩むのか。その手腕に注目が集まる。