補強の王様ファン・ハールに朗報⁉ マンU130億円オファーのバイエルンFWミュラー「プレミアの給料は魅力的」

愛弟子獲得に執念のファン・ハール

 2年連続で200億円以上の補強費を費やし、合計25人の選手を放出したファン・ハール監督はバイエルン監督時代に抜擢したミュラーの獲得を最優先事項としている様子で、今回の愛弟子の発言はオランダ人指揮官にとっては朗報となるかもしれない。

ルンメニゲCEOが、プレミアリーグの来季2倍増となるテレビ放映権収入によって各クラブが年間100億円以上の収益を手にすることに「基本的に世界中に全ての選手を獲得できる」と語るなど警戒を強めている。だが、ミュラーは「ドイツのクラブはプレミアリーグの大量投資をよく思っていないことは知っている。しかし、僕は全てのクラブにいいことだと思っている。クラブが大量のお金を投資することはフットボールにとってはいいことずくめだ」と分析し、プレミアリーグの生み出す資金力がフットボール界全体のキャッシュフローを潤す効果を前向きに捉えていた。

他の追随を許さない圧倒的な資金力を誇るユナイテッド。ファン・ハール監督のバイエルンの至宝までも手に入れてしまうのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images


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