ソラーリ監督解任が噂されるレアル、後任候補にOBセードルフ氏浮上 「クラブの選択肢」
現カメルーン代表監督のセードルフが暫定監督!? ミランでは本田圭佑も指導
レアル・マドリードはリーガ・エスパニョーラ、国王杯(コパ・デル・レイ)、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のタイトルの可能性を約1週間でほぼ失い、地元メディアではすでに選手補強や新体制の陣容に関する報道がメインコンテンツとなっている。現地時間10日にも解任が噂されるサンティアゴ・ソラーリ監督の後任候補の1人として、かつてACミランなどを率いたクラブOBの名前が挙がっている。
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スペイン紙「AS」が報じているのは、現在カメルーン代表監督を務めているクラレンス・セードルフ氏だ。クラブOBの元オランダ代表MFは5日のCLアヤックス戦(1-4)を観戦し、その直後にはマドリードにあるレストランで行われたクラブオフィシャルのディナーに出席した。記事では、現時点でクラブとの“結びつきがある”と強調している。
セードルフ氏は1996年から99年までレアルでプレーし、リーガ、スペインスーパーカップ、トヨタカップ(FIFAクラブワールドカップの前身)制覇に貢献。本拠地サンチャゴ・ベルナベウのファンからも支持されている。またスペインでの監督経験についても、2018年2月からシーズン終了までデポルティボ・ラコルーニャで務め、デポルティボファンは彼をリスペクトしているとも記事では伝えている。
ただし監督としてはこれまで結果に恵まれたとは言い難い。2014年には当時MF本田圭佑(現メルボルン・ビクトリー)らを擁しながら絶不調にあえいだACミランの指揮官に就任して勝ち点を拾ったものの、最終的には8位フィニッシュでCLおよびUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場を逃して解任。その後、中国を経て就任したデポルティボでは最終的に18位に終わり、2部降格の憂き目に遭っている。