スールシャール暫定監督の正指揮官就任が秒読み 年俸はモウリーニョ氏の“半額”11億円
PSGとの激闘をアウェーゴールの差で制して8強進出「彼らを率いることが大好きだ」
マンチェスター・ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール暫定監督は、現地時間6日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦パリ・サンジェルマン(PSG)との第2戦で勝利するとともに、2戦合計スコアで追いつき、アウェーゴールの差でベスト8進出を決める立役者となった。正式な監督就任の論調が一層強まるなか、英紙「デイリー・ミラー」はジョゼ・モウリーニョ前監督の半額の給与で正指揮官に任命されると報じている。
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ホームで行われたPSGとの第1戦を0-2で落としていたユナイテッドだったが、アウェーでの第2戦を3-1で勝利。2戦合計3-3ながら、アウェーゴールの差でベスト8進出を決めた。
PSGに勝利すればスールシャール暫定監督が正式な監督に任命されると報じられていたが、いよいよ具体的に話し合われるという。記事によれば、クラブの取締役会に提議されたとし、年間750万ポンド(約11億円)の給与で任命すると決まったようだ。モウリーニョ前監督は年間1500万ポンド(約22億円)で契約していたが、スールシャール暫定監督はその半額で契約することになる。
また、英公共放送「BBC」は10日にプレミアリーグ第30節アーセナル戦を控えたスールシャール暫定監督の会見様子を伝え、「彼らを率いることが大好きだ」とユナイテッドでの仕事に関するコメントを紹介している。
「私は彼らを率いることが大好きだ。ここでの仕事も愛している。日々、最善を尽くすだけだ。もしも決定が下されたなら、その時は考える必要がある」
暫定監督から正式な監督へ就任するにあたり、「考える必要がある」とコメントしたスールシャール氏だが、引き受ける準備は整っている模様。選手やファンも待望する“スールシャール政権”の正式誕生に向けたカウントダウンは始まっている。