アジアでプレーする“ブラジル人選抜”を母国メディア選出 Jリーガーも計5名ノミネート

アジアでプレーするブラジル人選手を母国メディアが選出【写真:Getty Images & 荒川祐史】
アジアでプレーするブラジル人選手を母国メディアが選出【写真:Getty Images & 荒川祐史】

エウシーニョとジョーがスタメン11名入り、指揮官は浦和のオリヴェイラ監督

 ブラジル人サッカー選手は、世界各国でプレーしている。Jリーグではのちの日本代表監督であるジーコ(現・鹿島アントラーズ・テクニカルディレクター)らが、創成期からリーグの発展に貢献してきた。アジアの他国も例外ではなく、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では強力な助っ人としてJリーグ勢の前に立ちはだかることも珍しくない。ブラジルメディア「UOLエスポルチ」は、アジアでプレーするブラジル人選手と監督の中から“アジア選抜チーム”を作成した。

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 11人のなかに入ったJリーガーは2名。清水エスパルスのDFエウシーニョと名古屋グランパスのFWジョーが選ばれた。昨季まで所属した川崎フロンターレでリーグ連覇に貢献した前者と、昨季のJリーグ得点王である後者の選出は妥当だろう。

 ジョーと2トップを構成する上海上港(中国)のFWフッキも、日本では馴染みの深い選手だ。コンサドーレ札幌や東京ヴェルディなどで活躍した後、ポルト(ポルトガル)、ゼニト(ロシア)を経由して上海上港の一員となった。左サイドバックに指名されたDFエウレー(アル・シャバブ/サウジアラビア)も元Jリーガー。アビスパ福岡で約1年を過ごし、昨季途中からアル・シャバブに活躍の場を移している。

 中盤には、中国でプレーするスター選手たちが並ぶ。MFパウリーニョ(広州恒大)、MFラミレス(江蘇蘇寧)、MFオスカル(上海上港)、そしてMFレナト・アウグスト(北京国安)は、いずれもブラジル代表経験を持つ。ラミレス以外は今季のACLにも出場している。

 そんなチームの指揮官に選ばれたのは、浦和レッズのオズワルド・オリヴェイラ監督だ。浦和と鹿島アントラーズでのタイトル獲得経験はもちろん、コリンチャンス時代の実績も加味されての選出となった。

 また、ベンチメンバーには横浜F・マリノスのDFチアゴ・マルチンス、名古屋グランパスのMFジョアン・シュミット、川崎フロンターレのFWレアンドロ・ダミアンと、Jリーガーが選出。多くのブラジル人選手がプレーするアジア各国のリーグには、これからもブラジルから関心が寄せられそうだ。

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