元仏代表デサイー、レアルCL敗退は監督の責任と指摘 「新しいものを取り入れなかった」
ソラーリ監督について「何も新しいものを取り入れなかった」と言及
レアル・マドリードは現地時間5日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、本拠地サンチャゴ・ベルナベウで行われたアヤックスとの第2戦で1-4と敗戦。2戦合計スコア3-5で敗退となった。元フランス代表DFのレジェンド、マルセル・デサイー氏が衛星放送「ビーイン・スポーツ」に出演し、サンティアゴ・ソラーリ監督に責任があると語っている。
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敵地での第1戦に2-1で勝利していたレアルだったが、前半7分にアヤックスに右サイドの高い位置でボールを奪われると、そのままショートカウンターから、最後はMFハキム・ジエクに流し込まれて先制ゴールを献上。この時点で合計スコアは2-2ながら、同18分、セルビア代表MFドゥシャン・タディッチのスルーパスからブラジル人FWダビド・ネレスに流し込まれ、追加点を許してしまう。さらに後半17分にはタディッチにミドルシュートを決められて0-3とリードは広がった。
追い込まれたレアルは後半25分、スペイン代表MFマルコ・アセンシオがゴール右隅を打ち抜くゴールを決めて反撃を開始するかに見えた。しかしその2分後、アヤックスがペナルティーエリア付近で直接FKを得ると、デンマーク代表MFラッセ・シェーネが右足を一閃。ベルギー代表GKティボー・クルトワの頭上を越したボールがゴール右隅に収まると、レアルの一縷の望みは粉砕された。
デサイー氏は、「彼は理論も、戦術的な準備も、何も新しいものを取り入れなかった。変化を恐れるべきではなかったのに」と、ソラーリ監督のやり方を指摘した。